

久しぶりになりますが下肢静脈瘤に対する医療用接着材グルーによる血管内塞栓術の早期成績について学会発表します。
北海道へ行くのも久しぶりなので楽しみにしていましたが、全てweb形式の発表になってしまいました。クリニックで仕事しながら参加することにしました。
久しぶりになりますが下肢静脈瘤に対する医療用接着材グルーによる血管内塞栓術の早期成績について学会発表します。
北海道へ行くのも久しぶりなので楽しみにしていましたが、全てweb形式の発表になってしまいました。クリニックで仕事しながら参加することにしました。
2021年5月21日にZOOMで下肢静脈瘤の新しい治療戦略についてシンポジウムが開催されました。医療用接着材を塞栓材料としたVenaSealによる血管内塞栓術(K617-6)がトピックでした。
現在、伏在型下肢静脈瘤の治療戦略の柱は
当クリニックでは、デュプレックス超音波検査で静脈機能をチェックして、原因に即して、更に患者さんのQOLの改善を第一のゴールとして治療を行います。治療は、完全に局所麻酔あるいは無麻酔で行う外来治療です。
コロナ禍の中で、受診抑制がみられるため開設時に言われたような「岡山で予約の最も取りにくいクリニック」という状況ではございません。また、県民の皆様のワクチン接種率向上に協力させていただくためにコロナワクチン接種も実施しております。
お気軽にご相談ください。
ご参考までに、5月21日のシンポジウムで発表します。
12月18日午後8時からZOOMを利用して日本静脈学会 西日本・瀬戸内支部(理事長 諸國眞太郎)主催の来年のSVF(瀬戸内静脈フォーラム)の打ち合わせを行いました。会期は2021年3月13日(土)午後1時から2時間。ZOOMを利用した非対面形式で行います。
詳細は日本静脈学会ホームページに掲載予定です。
サンクトペテルブルク(ロシア)で開催される第1回国際静脈フォーラムで
先日国内で発売された細径ファイバーの臨床効果についての発表を行います。
“The efficacy of small diameter one ringed fiber in the treatment of the saphenous varicose veins with 1470nm diode laser”
11月28日(水)
11月30日(金)
12月03日(月)
12月04日(火)
休診します。
引き続きAVFの報告です。2010年度はフロリダのアメリアアイランドで開催されました。生憎,9.11を超えるフライトスケジュールの混乱をきたした北米を襲ったブリザードによって日本からの参加者に影響して会場にたどり着けない先生方もいました。私も前もってロスアンゼルスに家族といたのですが,突然フライトがキャンセルされましたと電話が入り一瞬途方にくれたのですが娘が交渉してくれてなんとか会場のRitz Carltonに途中で一緒になった小川先生と一緒に到着しました。
今回の発表は
980nm and 1470nm Lasers and Conventional Surgery for the Treatment of Primary Saphenous Varicose Veins of CEAP’s C2: A Comparison of Clinical Outcomes using CIVIQ2
相変わらず英語でのコミュニケーションで一苦労です。しかし,Dr. Kabnickから発表に同意をもらって安堵しました。
次の写真は,Miami Vein CenterのDr. Jose Ignacio Almeidaです。1470nm Diode Laserの先駆者の一人です。
3日目の午後にレンタカーでDaytonaに行ってきました。生憎大雨でしたが,雰囲気を味わうことが出来ました。
ブログの更新を怠けてしまっていました。2009年AVF以後で主な出来事を振り返って記します。
まずは,モナコ公国で開催されましたUIP国際会議です。この学会は静脈学の国際学会としてもっとも権威があります。
Treatment of the Varicose Veins Using 1470nm Diode Laser –Short Term Results —
今回の発表のタイトルです。相変わらず下肢静脈瘤の血管内レーザー治療に関しての発表ですが,わが国ではもちろんのこと世界でもまだ新しい機器による治療結果の発表で,学会のトピックスでもあり多くの聴衆が来てくれました。
毛細血管拡張症いわゆるウェブ(クモの巣状静脈瘤)に対しては,液状硬化療法が多くおこなわれているのですが,このように1064nm NdYAGレーザーも良い結果が出るようです。諸國眞太郎クリニックでもStarLux社製の機器があります。もう少し有効利用をしたいと思いました。
次の写真は,下肢静脈の超音波診断の権威,Dr. Labropoulosによる穿通枝をチェックするときの圧迫する方法を伝授してくれているところです。
最後にヨーロッパだけでなく米国でも街中で弾力ストッキングや整形外科靴がウィンドウに並んでいるのを見ます。わが国でも徐々に足の健康に対する意識が向上してきていますが,働く女性が,仕事靴をバッグに潜ませて足によい靴を履いて通勤している姿を見ることはありません。
ことしもAVFに参加することができました。ArizonaのPhoenixまでロサンジェルス経由で関空からの空旅です。
ことしもポスターでの発表でした。980nm半導体レーザーと日帰りストリッピング術前後のQOLの変化を報告しました。
学会の合間を利用してレンタルカーでSedomaまで行きました。この写真は有名なCathedral Rockです。この地域全体はRed Rockで有名ですべてが赤い岩の中にありました。
学会会場でお会いした先生方を紹介します。
まずは,Prof. Hugo Partschです。圧迫療法の第一人者です。
次は,Prof. R. L. Kistnerです。名前を知らない方はいないでしょう。
左からアジア代表のProf. Byung-Boong Lee,八巻 隆 先生,星野俊一 名誉教授(日本静脈学会前会長),Prof. J. A. Capriniです。
昨年の会長Prof. Mark H. Meissner,Prof. J. A. Caprini,Dr. Lowell S. Kabnickです。
Kistner ClinikのDr. Fedor Lurieです。昨年は,京都にもいらしてました。
最後にもう一度Dr. Lowell S. Kabnickです。昨年から見違えるほど引き締まった体型でびっくりしました。最終日の懇親会では奥様にもお会いできました。血管内レーザー治療の第一人者です。
来年は,フロリダで開催予定だそうで楽しみです。
報告が大変遅くなりましたが,昨年6月アテネに行ってきました。この学会は大学で胸部大動脈瘤手術時の脊髄虚血の研究をしているときに丁度ローマで開催されたので,K.T.先生と一緒に発表しに出かけたのですが,ポスターだけ貼って,あとは遊びまわってしまった苦い(楽しい)思い出のある学会です。
今回は,下肢静脈瘤治療前後の下肢細胞外液量の変化について調べたので,その報告です。InBody100を使って調べたのですが,測定条件を一定にすることができないので評価は確実ではありませんが,治療後には明らかに細胞外液量の減少を認めました。
もうひとつ,アテネに行きたかった理由があります。それは,国立考古学博物館に展示してある石碑を是非とも見てみたかったからです。紀元前4世紀に下肢静脈瘤で悩む人が神殿に救いを求めて献上したものです。教科書にもよく出ています。なかなか見つけることができませんでしたが,見つけたときには思わず小躍りして喜んでしまいました。ストロボは禁止ですが写真は可です。