4月 土曜診療日、臨時休診日

WBCで大変盛りがっていますが、内外の社会情勢はまだまだ混沌としています。GW明けには新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に変更されるに伴って、3月13日にはマスク基準が変更されましたが、医療機関内では引き続き着用をお願いいたします。

下肢静脈瘤の患者さんの受診機転は季節感と相関しているようです。暖かくなると静脈が拡張しやすく、鬱血症状が強くなることはもちろんです。さらに、患者さんの話から脚を出す機会が増えることも大いに季節と関係があります。

新年度を迎えて色々な行事が重なった関係で、土曜診療日は4月15日の1日だけになります。臨時休診日は4月11日(火)、4月21日(金)を予定しています。ご理解をよろしくお願いいたします。

土曜診療:4月15日(土)

臨時休診:4月11日(火)4月21日(金)

第49回日本血管外科学会シンポジウム報告

2021年5月21日にZOOMで下肢静脈瘤の新しい治療戦略についてシンポジウムが開催されました。医療用接着材を塞栓材料としたVenaSealによる血管内塞栓術(K617-6)がトピックでした。

現在、伏在型下肢静脈瘤の治療戦略の柱は

  • 非NTNT(大量の局所麻酔薬を使用して熱や切開を用いた治療
    1. 血管内焼灼術(980nmレーザー、1470nmレーザー、ラジオ波)
    2. ストリッピング手術
  • NTNT(少量の局所麻薬を用いた熱や切開を用いない治療)
    1. 血管内塞栓術(VenaSeal)
    2. 超音波下泡状硬化療法(UGFS)

当クリニックでは、デュプレックス超音波検査で静脈機能をチェックして、原因に即して、更に患者さんのQOLの改善を第一のゴールとして治療を行います。治療は、完全に局所麻酔あるいは無麻酔で行う外来治療です。

コロナ禍の中で、受診抑制がみられるため開設時に言われたような「岡山で予約の最も取りにくいクリニック」という状況ではございません。また、県民の皆様のワクチン接種率向上に協力させていただくためにコロナワクチン接種も実施しております。

お気軽にご相談ください。

5月15日(土)ワクチン予約受け付けます。

コロナワクチン接種予約が集中して、1回目のワクチン接種の予約が8月になったという話を聞きます。当クリニックは比較的予約枠が空いております。

現時点(5月12日)では、5月25日(火)からワクチン接種が可能です。

予約専用電話: 月曜日、火曜日、水曜日、金曜日。5月15日(土)は特別予約を受け付けます。予約でお困りの方は是非ご利用ください。

086-206-5670(コロナ・ゼロ)

岡山大学医学部医学科臨床教授更新されました。

下肢静脈瘤を中心とした下肢静脈機能不全症を臨床の最前線で学びたいと希望する医学生に最新の下肢静脈の診断(特にDuplex Ultrasound検査)と治療(手術および血管内治療)を指導します。

学生等がクリニック内で患者さんの個人情報に接する機会があります。個人情報保護法に準じた対応をしておりますのでご安心ください。

謹 賀 新 年

明けましておめでとうございます。

新年の診療開始は予定通り1月6日です。昨年はCovid-19(新型コロナウイルス感染症)で、受診抑制もあり当クリニックにとっても厳しい1年間でした。例年厳寒期は予約を取りやすくなっております。夕方になると足がむくみだるくなる。買い物に出かけるのが億劫になった。明け方に「こむら返り」がよく起こる。太く浮き出て蛇行した静脈が急に痛くて赤くなった。下腿皮膚の湿疹や色素沈着がなかなか治らない。下肢の静脈機能不全の症状は様々です。生活の質を向上させることも重要なことだと考えて患者さんに接しています。

年末年始のSARS-COV-2(新型コロナウイルス)のPCR陽性者数は増加してしますが、当院では非接触型体温計やアルコール消毒液を準備しています。スタッフは毎日椅子や机などをアルコール清拭して患者さんをお迎えしております。

暖かくなって脚を出す機会が増える前に専門医の検査・診断を受けることをお勧めします。

上述のように岡山第一病院からのリンクは切れましたのでご了解ください。

SVF (瀬戸内静脈フォーラム)打ち合わせ

12月18日午後8時からZOOMを利用して日本静脈学会 西日本・瀬戸内支部(理事長 諸國眞太郎)主催の来年のSVF(瀬戸内静脈フォーラム)の打ち合わせを行いました。会期は2021年3月13日(土)午後1時から2時間。ZOOMを利用した非対面形式で行います。
詳細は日本静脈学会ホームページに掲載予定です。