グルー治療認定書・麻酔箇所の違い

アメリカから来日した指導者による患者2名の治療の立ち合い。お褒めの言葉をいただいて無事に終わりました。昨日グルー治療認定医として登録されました。

当院では、局所麻酔だけで治療を行うので従来の血管内焼灼術では10カ所以上の穿刺が必要でした。ところが、グルー治療を行う際は局所麻酔はカテーテルを挿入する1カ所だけですみます。また、術後の包帯や弾性ストッキングの着用も必要ありません。日常生活のダウンタイムはないでしょう。

岡山県ではじめての治療法をはじめました!

久しぶりのブログの更新です。

当院で行っている下肢静脈瘤の治療は

  • 血管内焼灼術(1470nmレーザー、高周波)
  • 硬化療法
  • ストリッピング手術
  • 付加手術(目立つ静脈瘤の切除)

です。当クリニックの特徴はこれらの手術を低濃度大量局所麻酔で行っています。これで治療中、治療後は痛みをほとんど感じずに日常生活を送ることができています。しかし、10回以上麻酔の針を刺して大量の薬液を注入する時に痛みを感じる患者さんが多くいます。

新しく導入した医療用接着剤によるグルー治療は、局所麻酔の注射は1回だけです。この治療は所定のトレーニングプログラムを終了した医師のみが実施することができ、岡山県では「諸國眞太郎クリニック」が最初の施設になりました。

治療は受けたいけど「痛いのはイヤ!」と思われて受診をためらっていらっしゃる方々への朗報です。是非、ご予約ください。治療費は医療保険の適応治療で、他の血管内焼灼術と同じになります。

eV064_VenaSeal_患者説明用資料

患者さんの静脈瘤の状態によりグルー治療の対象にならない場合もございます。