岡山駅から徒歩3分の諸國眞太郎クリニックでは、生活習慣の見直しと薬物療法を適切に組み合わせ、患者さん一人ひとりの状態に合わせた高尿酸血症の治療を行っています。内科認定医・循環器専門医が尿酸値の推移を丁寧に確認し、必要に応じて治療内容を調整しながら、長期的な管理をサポートしています。
このページでは、高尿酸血症の原因や症状、痛風との関係に加え、当院における治療の特徴について分かりやすくご紹介します。
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高尿酸血症とはどのような病気?

高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が慢性的に高い状態を指します。一般に、血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断されます。尿酸は、体内でプリン体が代謝される過程で生じる老廃物で、通常は腎臓から尿として排泄されます。しかし、尿酸の産生が過剰になったり、腎臓からの排泄が低下したりすると、血中に尿酸が蓄積し、高尿酸血症となります。
高尿酸血症は、多くの場合、自覚症状がほとんどありません。そのため放置されがちですが、進行するとさまざまな合併症を引き起こすリスクがあります。その代表的な合併症が痛風です。血中で過剰となった尿酸が結晶化して関節内に沈着すると、急激な炎症を起こし、激しい痛みや腫れを伴う痛風発作が生じます。
さらに、高尿酸血症は関節だけでなく腎臓にも影響を及ぼします。尿酸結晶が腎臓に沈着すると、尿路結石や腎機能障害の原因となり、長期的には慢性腎臓病の進行リスクを高めることがあります。加えて近年では、高尿酸血症が高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病と関連し、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患のリスク因子の一つとしても指摘されています。
高尿酸血症は、症状がない段階から進行することが多い病気です。そのため、早期に発見し、生活習慣の改善や必要に応じた治療を行うことが重要です。
痛風発作とは|突然起こる激しい関節の痛み

痛風発作とは、高尿酸血症を背景として、突然起こる激しい関節の痛みと炎症を特徴とする発作です。ある日急に関節が腫れ、強い痛みを伴うのが特徴で、「風に触れるだけでも痛い」と表現されるほど症状が強く現れることもあります。
痛風発作は、血液中で過剰となった尿酸が結晶化し、関節内に沈着することで起こります。尿酸結晶を異物と認識した免疫反応によって急激な炎症が引き起こされ、強い痛みや腫れ、赤み、熱感といった症状が現れます。
発作が起こる部位として最も多いのは足の親指の付け根ですが、足首や膝、足の甲、手首、指の関節などに生じることもあります。多くの場合、1つの関節に突然症状が現れ、夜間から明け方にかけて発症するケースが少なくありません。
痛みは発症後数時間でピークに達し、多くの場合、数日から1週間程度で軽快します。ただし、適切な治療を行わないと痛みが強く長引くことがあり、症状が治まった後も高尿酸血症が改善していなければ、痛風発作を繰り返す可能性があります。そのため、発作時の治療だけでなく、再発を防ぐための継続的な管理が重要です。
高尿酸血症の主な原因

高尿酸血症は、体内で尿酸が過剰に産生される場合、または腎臓からの尿酸排泄が低下する場合に生じます。
まず代表的な原因が、尿酸の産生過剰です。尿酸は、プリン体が代謝される過程で生じる物質で、通常は腎臓から尿として排泄されます。しかし、プリン体を多く含む食品の過剰摂取や、アルコールの多量摂取が続くと、体内で作られる尿酸の量が増え、尿酸値が上昇しやすくなります。
特にアルコールは、尿酸の産生を促進すると同時に、腎臓からの尿酸排泄を抑制する作用があるため、高尿酸血症のリスクを高めることが知られています。
次に、尿酸の排泄低下が挙げられます。尿酸は主に腎臓から尿として排泄されますが、腎機能の低下や体質的な要因によって排泄能力が落ちると、血液中に尿酸が蓄積しやすくなります。
さらに、過食や肥満、運動不足といった生活習慣も尿酸値を上昇させる要因です。加えて、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を合併している場合には、尿酸代謝が乱れやすくなり、尿酸値がさらに上昇しやすくなります。
高尿酸血症・痛風の治療法

高尿酸血症および痛風の治療は、「痛風発作を適切に抑えること」と「尿酸値を長期的に管理し、再発や合併症を防ぐこと」を目的として行われます。症状の有無や尿酸値、合併症の状況などを踏まえ、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせて治療方針が決定されます。
まず、すべての患者さんに共通して重要となるのが生活習慣の改善です。尿酸値は食事内容や飲酒、体重、運動習慣などの影響を強く受けるため、治療の基本として生活指導が行われます。プリン体を多く含む食品の過剰摂取を控え、アルコールの量や頻度を見直すことが大切です。
尿酸値が高い状態が続く場合や、痛風発作を繰り返す場合には、薬物療法が検討されます。高尿酸血症の薬物治療では、尿酸の産生を抑える薬剤や、尿酸の排泄を促進する薬剤が用いられます。どの薬剤を選択するかは、尿酸値が上昇する原因、腎機能の状態、合併症の有無などを総合的に考慮して決定されます。
一方、痛風発作が起こっている急性期には、尿酸値を下げる治療とは別に、炎症と痛みを抑える治療が優先されます。発作時には、消炎鎮痛薬などを用いて関節の炎症と痛みを抑えることが重要です。発作中に新たに尿酸降下薬を開始すると、かえって症状が悪化することがあるため、発作の経過を見極めたうえで治療が進められます。
当院の治療の特徴

当院では、生活習慣の見直しと薬物療法を適切に組み合わせ、患者さん一人ひとりの状態に合わせた高尿酸血症の治療を行っています。尿酸値の数値だけで判断するのではなく、これまでの経過や体質、生活スタイルを踏まえたうえで、無理なく継続できる治療計画を提案しています。
高尿酸血症は、自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、症状が落ち着くと治療を中断してしまう方も少なくありません。当院では、定期的な通院を通じて尿酸値の推移を丁寧に確認し、必要に応じて治療内容を調整しながら、長期的な管理をサポートしています。
診療は、内科認定医・循環器専門医である副院長が担当します。高尿酸血症は、動脈硬化や心血管疾患との関連が指摘されている疾患であり、当院では尿酸値の管理にとどまらず、血圧や心血管リスクにも配慮した診療を行い、将来的な健康維持を見据えた治療を心がけています。
当院は岡山駅から徒歩3分と通院しやすい立地にあり、お仕事や通学の合間にも受診しやすい環境です。健康診断で尿酸値の異常を指摘された方や、痛風発作を経験されたことのある方は、お気軽にご相談ください。
受診について
当院の内科・循環器内科の診察は、事前にお電話でご予約いただくことで、待ち時間を抑え、スムーズに受診していただけます。
なお、予約なしでの診療も可能ですので、お気軽にご来院ください。
