Dr. Kabnick

チャールストンで開催されたAVFの後に訪れたニューヨークでカブニック先生の新しいクリニックを訪問することが出来ました。昨年私のクリニックに来てくれる予定だったのですが,クリニックをニューヨークに開設する準備が忙しくて来れなかったそうです。カブニック先生は血管内レーザー治療の第一人者です。

忙しい中を各先生に紹介してくださり,またStab AvulsionとEVLTを見学することが出来ました。いくつかの新しい知見を得ることが出来ましたので当クリニックでの治療に生かしたいと思います。
術後の評価にVCSSを使用しているかを尋ねたところ,アメリカの保険制度下では,手術の適応が厳しいので使っていないとの返事でした。AVFではoutcomeの評価にはVCSSを推奨しているのですが,実際にはいろいろと問題があることを教えていただきました。
気の利いたスタッフにも心地よく,楽しく過ごしました。Registered NurseのJayneと受付のJessicaありがとうございました。

American Venous Forum, 20th Annual Meeting (Charleston SC, USA)

今年もAVFで当施設で経験した血管内レーザー治療をまとめて発表する機会をいただきました。ことしの開催地はサウスカロライナのチャールストンでした。チャールストンは米国の植民地時代からイギリス文化を継承し続けている町です。古きよき時代の建物や行きかう馬車が当たり前に見られます。

1861年4月に始まった南北戦争の火ぶたが切られた歴史的なサムスター要塞はチャールストン湾の沖に浮かんでいます。

学会は町を代表する豪華なCharleston Place Hotelで行われました。会場では昨年サンディエゴ,京都で知り合いになった先生方とお目にかかれました。特に,Bo Eklof先生には日本の岡山から来た友人の発表ですと紹介していただき感激しました。

第69回日本臨床外科学会

パシフィコ横浜で2007年11月29日から12月1日まで開催された第69回日本臨床外科学会のワークショップ9「Day surgery と その問題点」で京都大学の白神豪太郎先生と司会をしました。
全国の日帰り手術や短期滞在手術を手がけている先生方の発表を聞き,私も刺激を受けました。

第57回日本病院学会

2007年6月14日から15日につくば市で開催された第57回日本病院学会で当クリニックチーフ 上西 益子が「下肢静脈瘤日帰り手術における患者サポートシステム」と題して発表を行いました。
当下肢静脈瘤日帰りセンターでは,治療を安心して受けられ,治療後も安心して家庭で過ごし社会復帰をスムースに行えることをモットーとしています。
これを支えてくれているのが,上西チーフを中心としたサポートチームです。

World Congress of the International Union of Phlebology, Asian Chapter Meeting (Kyoto, Japan)

この学会は3~4年ごとに開催される国際静脈学会のアジア地区分科会です。世界の静脈学の流れや今後の取り組みなどを共有化するための一面も持つ会です。

Symposium 4 – Midterm and long term results of endovenous ablation“Endovenous laser treatment of Saphenous vein reflux: mid-term results”

S. ShokokuVarix Ambulatory Surgery Center, Okayama Daiichi Hospital, Okayama-shi, JAPAN

Symposium 6 – Practical advantages of endovenous ablation
Endovenous laser ablation compared with stripping – preliminary results of an ongoing multi-center RCT in Japan

T. Ogawa, S. Hoshino, S. Makimura, H. Shigematsu, N. Azuma, T. Sasajima, H. Sugawara, M. Ichiki, S. Shokoku